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2024.10.01

職人技に驚きの連続!伝統的な製法と匠の技で生み出される萬古焼「竹政製陶」

よっかいちさんぽ!旅先は窯元で決める…というくらい焼き物が大好きな私。念願かなってやっと萬古焼の取材に行くことができました!今回お邪魔したのは、創業120年を超える老舗萬古焼メーカー「竹政製陶」。萬古焼の温かみはこうした丁寧な手仕事によって生まれているんだなぁと実感しました!

歴史を感じる門構え。特別に工房を見せていただきました。

石膏の型に粘土を流し込んで乾燥させた後、型から取り出します。こんなに綺麗に模様が出るんですね!

急須の取っ手や注ぎ口を取り付けるときは、同じ成分の粘土を泥状にし、接着剤代わりにします。また焼き物は時間と共に乾燥してどんどん縮んでいくので、本体と取り付ける部品は同じ乾燥具合にして縮むスピードを一緒にしないと外れてしまうんですって!

こちらに並んでいるのは、完全に焼き固める前に780℃で7時間ほど焼く「素焼き」という工程を終えた食器たち。この段階でストックしておくことで注文があればすぐに対応できるんだとか。すごい数ですよね!

素焼きの後は「バリ」と呼ばれる余分な出っ張りを一つ一つ手作業で取っていきます。この後は釉薬をかけて、いよいよ「本焼き」です!

大迫力の焼窯。1200℃で約14時間かけて焼き上げます。「扉ってこんなに分厚いんですね!」と話している瞬間の写真。

食パンの形がかわいらしいこちらの萬古焼はパンを焼くことはもちろん、保存容器にもなります。器が余分な水分を吸って、蓄えて、時間が経ったらパンに水分を戻してくれるそうですよ!すごい技術!

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